株式会社 別府梢風園

蹲踞とは、日本庭園の添景物に一つで露地（茶庭）に設置され、茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたものです。手水で手を洗う際に「つくばう（しゃがむ）」ことから、その名があると言われています。

茶道の流派によって役石の配置が異なりますが、水鉢や前石、手燭石、湯桶石で構成され、旧家屋にあった既存の石材を使用して設計に取り込むとお客様に喜ばれることも多々あります。既存の石材を活かした蹲踞のご提案を快く承諾いただき私共も嬉しく思います。